[国際バカロレア] CAS合格へのポイント

IBDP、CASとは?高校留学
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国際バカロレア、CASって何?

  • IBDPの取得を考えている!
  • 海外のカリキュラムを調べている。
  • CASについて詳しく知りたい。

こんな方に向けた記事です。

CASは国際バカロレアの必須項目の一つです。IBの良さを体現する素晴らしいプログラムではありますが、G11で突如始まるものなので、前もって情報を集めておかないと後々苦しい思いをします。


今回は、IBDP過程においてとても重要な役割を持つCASについて、元IB生のインタビューを基に解説していきます。

この記事を読めば、Diploma過程でCASの取得を有利に進められ、国際バカロレア取得に一歩近づきます。

  • CASの基本情報
  • 項目1:Creativity
  • 項目2:Activity
  • 項目3:Service
  • CASのルール変更

当サイト「留学ディクショナリー」は、8年間の海外留学経験を持つライターが記事を執筆しています。
また、この記事を書くにあたり、複数の元IB生に協力を頂きました。

国際バカロレア、CASの基本情報

国際バカロレア、CASって何?

IBDPは二年間の学習過程を通して、グローバル化する世界で役立つ人材の育成することを目的としています。

この為、単純な学習の科目以外にも、様々なものを求められます。CASはその一つで、勉強+@の部分を伸ばしていくことを目的としています。

ちなみに国際バカロレアの点数での合格ラインは24点ですが、加えてCASを完了していることが必要なので、卒業の為の必修プログラムでもあります。

まぶ編集長
まぶ編集長

IB卒業(合格)に必須のものですので、しっかりとこなしていきましょう!

それでは、CASの基本的な部分をお話ししていきます。

CASとは、Creativity(C)・Activity(A)・Service(S)のそれぞれの頭文字の略称で、日本語で言うクラブ活動・ボランティア活動のことです。

CASの大枠のルールは以下の通りです。

  • 毎学期、Creativity、Activity、Serviceそれぞれ最低1つずつ参加する
  • 毎学期、最低35時間。(12年生は15時間)
  • 毎週、継続的に参加していなければならない
  • 2年間の間にCAS Projectを最低1回行わなければならない

                             *2018初頭時点で。

CASを取得する為には上のルールに則りながら、3つ全ての項目をクリアする必要があります。スポーツやボランティアなど、バランス良くこなしましょう!

またCASのルールは、IBOによって定期的に改定されます。自分の年度のルールを学校の担当者に聞くことも大切です!


それでは、項目ごとに必要な活動内容を見ていきます。

Creativity

Creativityとは、人前でパフォーマンスすることを目的に活動しているクラブや、趣味ベースのクラブのことを指します。

例えば、オーケストラや合唱部、折り紙クラブや編み物クラブなどが、Creativityの対象になります。

Activity

Activityとは、スポーツや運動など、体力を使うタイプのクラブ活動のことを指します。

例えば、スポーツや、ヨガやダンスクラブなどがActivityの対象になります。

Service

Serviceとは、貧しい国のサポートや、地球環境の改善、学校生活のクオリティー向上を目的とした活動のことを指します。

例えば、貧しい国に住む人々のためにブランケットを編むクラブや実際に現地へ行って家を建てる活動、海岸のゴミ拾い活動や生徒会などがServiceの対象になります。

CAS攻略への一言アドバイス

アドバイスする男性

CASで失敗しない為には、学校の先輩にアドバイスを聞くことをオススメします!

学校ごとに、CASのオススメのアクティビティーがあると思います。例えば、近くに児童相談所があって、そこのお手伝いをするとか。

上記のような地域に応じてアドバイスがあると思いますし、上手くいけばCASのアクティビティーを紹介して貰えるかもしれませんよ!

まぶ編集長
まぶ編集長

仲の良い先輩などに、IBDP過程が始まる前に相談するとよいかもしれませんね!


また、スポーツが得意な生徒でも、他のアクティビティへの参加が必要です。バランス良く終わらせる為にも、計画的に行動しましょう!

インタビュー生の話を聞く限り、後半に詰め込みすぎるとかなり大変になるようです。CAS全体を通して、「いつ・何のアクティビィを行うのか」を事前に考えると良いと思います!

CASのルール変更!?

CASのルールですが、2017年に大幅な変更がありました。それ以前に取得された方は、

CASは早いうちからhourいっぱい貯めて(ポイントを稼いで)、2年目の一番忙しい時期は勉強に集中!

leadershipも早いうちにクリアしておこう!

という具合に、ポイントを取り溜めることが可能でした。

つまり、G11序盤の余裕がある間にCASをクリアし、G12の忙しい後半は勉強に集中ができたのです。

実際に、昔IBDPを取っていた先輩に話を聞いてみてください。ほぼ全員がこの作戦を取っていると思います。


しかし2017年の改定で、CASは2年間に渡り均等やらなければいけなくなりました。

  • 以前 → 二年間でトータル150時間
  • 現在 → 毎学期35時間以上(Grade 12は15時間以上でOK)
    *トータル150時間という条件はなくなりました

また、2017年の変更後、毎週Creativity・Activity・Service のそれぞれ少なくとも1個ずつ参加することが必須となりました。

他にもLeadershipという項目ですが、以前はLeadershipを必ず取る(アクティビィ内で発揮して証明する)必要がありました。それが2017年の変更によって、leadershipの代わりにCAS Projectという項目が追加されました。

CAS Project

CAS Projectとは、生徒一人一人が活動の計画を立てるスキルや、他人と協力する力、問題が起きた時の対応力や決断力を培うことを目的としたもので、IBDP生は必ず1回はやらなければなりません

このCAS Projectのやり方は、2人以上でボランティア活動を立ち上げてCAS Projectとして半年活動する、クラブのリーダーになってクラブを運営する、などの様々な方法があります。

まぶ編集長
まぶ編集長

今回インタビューした元IB生が実際に行った一例をご紹介します!


今回話を聞いた学生は、学校主催のUnited Nation(UN)Concertで、日本を象徴するダンスなどのパフォーマンスをしました。

その際に、友達と一緒に日本の和太鼓グループのリーダーになり:

  • 練習のスケジュールを立て、
  • 演奏する曲を決めてクラブメンバーに教え、
  • 和太鼓を借りる手配

などをしたそうです!



CAS攻略へのポイントは掴めましたか?

大学入試の為には、クラブ・ボランティア活動を行うほど有利になる、と聞かされています。

イベントへの参加はCASを終了する為ではありますが、普段の生活では機会が無いことに挑戦できる場でもあります。CASを通して、新しい事に取り組むチャンスを与えてくれるので、とても有意義な経験ができます。

「IBDPのせいでやらされている」とは思わず、楽しんで参加してください!

これらの条件を頭の片隅に置いといて、あとは思う存分楽しみましょう!

<参考文献>

[1] “International Baccalaureate Diploma Programme Subject Brief”(http://www.ibo.org/contentassets/5895a05412144fe890312bad52b17044/cas-2016-english-1st-final-web.pdf)

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