海外留学で生活費を抑えたい!

- 海外暮らしに興味があるけど、生活費が高そうだな。。
- 留学にかかる費用を安くしたい!
こんな悩みを解決します。
留学や海外での就労に憧れて、海外で生活をする方も増えてきています。しかし、国によっては日本より大幅に生活費が高く、資金的に苦しくなる方もいます。
今回は、海外生活の生活費の内訳と、安く・楽しく生活する為の節約法を紹介します。紹介するものは全て、筆者が実際に行なっている方法です。
この記事を読めば、海外暮らしで必要な生活費をかなり抑えることができるので、留学や海外生活をもっと身近に感じて頂けると思います。
- 海外の生活費の平均は?
- 海外で生活費を抑える2つのポイント
- 外食 or 自炊?
- アジア地域
- 欧米諸国
- 食事を工夫しよう!
- 主食はパスタに
- 冷凍食品を上手く使おう
- UniDaysで半額
留学中の生活費、平均はいくら?

まずは実際に、留学中の生活費の平均を見ていきましょう。今回は、海外の旅やお金に関するサイトを参考にします。
このサイトでは、世界各国の学生留学1ヶ月の生活費を、以下の条件で計算しています:
- 少し値段が安いエリアの家をシェアハウス(光熱費等を含む)
- 基本は自炊、週2~3回の外食
- 週一で外でお酒も飲む
- 週一で映画などの娯楽
- その他の生活必需品の買い物
- 交通機関の定期
これらの条件で生活費を計算したところ、東京が€1,140(約12万円)となりました。またニューヨークやロンドン、シンガポールと香港などの14都市が東京より高かったです。
計算の結果、留学で人気のオーストラリア、西欧諸国、アメリカなどは生活費が高いようです。やはり一月で10万円以上はかかる計算になりますね。
生活費の中で、住居費は固定支出です。極端な話、最初に頑張って安いところを見つけて終わりです。しかし、生活費は毎月の暮らし方で変わります!

どの国でも、国ごとに価格の安い品物や高い品物があります。生活費は工夫次第でかなり安くなりますよ!
ちなみに、学費を含めた1年間のイギリス留学の費用はおおよそ400万円でした。学費や家賃などのより詳しい内容をお話ししています。詳しくは下の記事でご確認ください。
留学全体の費用に関する記事はこちら。
海外で生活費を抑える2つのポイント

生活費を抑える為に意識するポイントは2つあります。
- 食事
- 割引サービス(学割など)
この2つです。
筆者はイギリス留学中の月あたりの生活費を、4万円前後に抑えながら楽しく暮らしていました!(住居費は抜いてます)
無理な節約はしていませんし、友達と遊ぶことも多かったです。またこの方法自体は、場所に限らず全ての国で実践できるものです。
それでは実践的なポイントをお伝えしていきます。
海外でオススメなのは自炊?外食?
まず最初にお伝えしたい事は、「必ずしも自炊が最安の方法ではない」という事です。
日本国内では一般的に、自炊をした方が生活費は安くなると言われています。しかし、外国には生活水準が日本と異なる国も多い為、必ずしも同じ結果にはなりません。実際にこれから、自炊が高くつくケースを見ていきます。
アジアの一部地域の食費
シンガポール・香港を代表とする華僑の文化の国では、朝食から外食する家族も多いです。

もちろん現地の方も自炊もしますが、外食の頻度がかなり高いです!
これにより、現地のフードコートなどでは300円あればご飯が食べられます。ただしこれは、観光地ではなく、現地の方が住むエリアです!ローカル価格のお店です。
実際に毎食外食するとして計算してみると、300円×3回×7日=6300円となります。
簡単な朝食を自分で作ると更に安く抑えられます、だいたい5000円くらいにはできるようです。
実際に筆者の友人もシンガポールと香港に留学していました。両名とも料理好きでしたが、現地で食材を買って料理するコストより、買って食べる方が安いと言っていました。
欧米諸国の食費
対して欧米諸国の多くでは、自炊することを強くオススメします!マックのセットが1000円近い国も多く、外食は基本高いです。
仮に外食の平均価格が800円とすると、800×3回×7日=16,800円です。先ほどの華僑の国と比べると、大きな差があります。
ちなみに、筆者の住んでいたイギリスの街の外食の平均価格は更に高かったです。
安いお店は、物価の安い街や競争力のある大都市に集まる傾向にあります!逆にそれ以外の街では値段設定が高くなるので注意しましょう!
実際に、イギリスの大学生で寮生活でない場合は、ほぼ全ての学生が自炊をしています。住んでいる国の生活の様子を見てから、自炊または外食かを選びましょう!
留学中は食事を工夫しよう!

ここまでの内容を纏めると、

欧米諸国に住む方は、食事は基本的に自炊しましょう!
という風になります。
ここで実際に、筆者のとある週の買い物の内容を見てみましょう。具体的なイメージができると思います。買い物は、一般的なスーパーで1週間分の買い物を一度にまとめてしています:
- 豚肉(500g)400円
- 鶏肉(500g)250円
- ベーコン 200円
- 野菜類 1200円
- チーズ 300円
- ヨーグルト×4 300円
- 牛乳 200円
- 卵 200円
- パン 150円
- パスタ 100円
合計で約3000円でした。
買い置きの食材等も少しありますが、他の週を見ても基本的には毎週こんな感じでした。我慢しているわけでもなく、十分な量を食べています。

買い物で意識していたポイントはこの下で紹介します!
買い物は週一なので、月4回行きます。一月の食費は:3000円×4週=約12,000円
となります。
仮に、8000円分買い置きやその他の雑貨があっても2万円です!一人暮らしではありますが、かなり安いと思います。
ちなみに、売られているお肉や食材は国ごとでかなり異なります。よって、日本のスーパーで売られているものとは多少の違いがあります。
例えば、もも肉は骨つきが多く、薄切りのお肉は基本的に売られていません(肉は厚切りのみです)。
それでは、本題の3つの節約法の紹介です。
節約ポイント1:主食はパスタに
ヨーロッパではパスタが安いです。500gで100円で買えるものもあります。
そしてなにより、パスタと組み合わせる食材が多いです。例えば、チーズやトマト。他にも調味料もたくさんあります。
基本的には、種類が多い食材=人気の食材=安い食材、という認識です。
逆に欧米で売られている日系の食材は、数に限りがありますし、欧米の生活必需品ではないので、値段も高くなります。
お米も売っていますが、タイ米やインド米に近いので、日本食との相性は微妙です。そもそも、お米の値段が高いです。売られて居る食材もパスタに合うものが多いので、例えば日系の食材(お米のおかず)を制作費は高くなります。
例えば、醤油の値段は日本の2~3倍で、他の調味料はもっと高いです。

そもそも、欧米はパスタやパンの文化。スーパーに並ぶ食材もそれらに合った食品になりますよね。
郷に入れば郷に従え。パスタが主食ならパスタを食べよう、です。
節約ポイント2:冷凍食品を上手く使う
野菜やお肉に海鮮など、日本と比べても冷凍食品が充実しています。特にアメリカとイギリスのスーパーは品揃えが豊富なイメージです。
冷凍食の中には海外でしか見かけない食材もあり、留学中にぜひともチャレンジして欲しい!
筆者は冷凍のエビやブロッコリーをよく買います。エビに関していうと、生鮮のものと比べて値段がぐっとお得になります。
節約ポイント3:UniDaysで半額
UniDaysというアプリをご存知でしょうか?
イギリスの学生が使える、様々なクーポンを配信しているフリーアプリです。お店のラインナップは多種多様で、レストランやアパレルなどから、ジムの会員やパソコン類まであります。
割引率も様々ですが、15~20%くらいが多い印象です。ただし中には50%offのものもあります。
筆者がよく使うピザ屋さんは30%offです。2000円のお会計なら600円割引。
これはデカイ!!
UniDaysはイギリスのサービスですが、要するに「学割を使おう!」という話です。

欧米では学割を使える国とお店が多く、洋服や外食ではかなり使えます。
例えばルクセンブルクでは、ほぼ全ての美術館で学割が使えました。レストランやアパレルは他の国でも多い印象です。
もちろん全てのお店ではないですが、体感で3割くらいのお店は学割を持っているイメージです。
学生が多く住む街では更に多いです!
10%offも毎回使うと1年で恐ろしい金額になります。多くの人が利用しているので、恥ずかしく思わずに使って下さいね!
男女問わず、結構な人数の学生が使っていました。
現地の友達に聞くと、有名なアプリやサイトがあると思います。サイトでは珍しい取り扱いもあって、割引の中には高級レストランやマッサージなどもありました。
今回は留学中の生活費を安く抑える方法についてお話ししました。
留学も海外生活も確かにお金はかかりますが、自身の工夫次第で楽しく・安い生活もおくれます!留学・海外だからと言って、全ての人がセレブ感のあるリッチな生活をしている訳では決してありません。
考えながら節約するのも楽しいですし、そうする事で留学のハードル自体も下がると思います。
節約を上手く行えば、貯めたお金で旅行に行く、なんて事も可能です!海外生活を楽しみながら、お金も賢くセーブしましょう。
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