帰国子女が日本の大学に進学する3つのメリット [なぜ帰国?]

帰国子女が日本の大学に進学する理由帰国子女入試
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帰国子女はなぜ、日本の大学へと進学するのか?

  • 現在留学中で、海外の高校に通っている!
  • 海外と日本の大学、どちらに進学するのか迷っている。

こんな方に向けた記事です。

大学から新たに留学する学生が多数いる一方、高校で留学している学生の半数近くが帰国子女入試を使って日本の大学を受験します。一体なぜ、帰国子女の多くが国内の大学へ進学するのでしょう?

「日本人だから日本の大学へと進学するだけでしょ?」、こんな安易な考えではせっかくの帰国子女のメリットを無駄にし、大学生活自体も大変勿体ないものとなります。


今回は、高校留学の経験を経て日本の大学へと進学するメリットについて、実際に帰国子女入試を使って大学に進学した学生達に話を聞いてきました。

本記事を読めば、帰国子女が日本の大学へと進学する理由と、帰国子女ならではのメリットが理解できます。

  • 帰国子女入試について
  • 学習面でのメリット
    • 母国語での勉強
    • 高校授業と英語学習の両立
  • 就活でのメリット
    • 就活は日本国内
    • 海外学生の就活
  • 日本に対する理解


当サイト「留学ディクショナリー」は、8年間の海外留学経験を持つライターが記事を執筆しています。
また、この記事を書くにあたり、複数の帰国子女生にご協力いただきました。


帰国子女入試について

帰国子女入試について

手始めに、帰国子女入試について簡単に説明します。

帰国子女入試とは、海外の高校から日本の大学に逆戻りのような形で入学する入試の方法です。

まぶ編集長
まぶ編集長

一般的に言われている事として、帰国子女入試を使えば国内からの入試と比べて、入学の難易度が下がるなどの特徴があります!


進学先の選択肢として一番多いのは、早慶やマーチを始めとした、関東の有名私立大学です。この他に、一部国立や関西圏の大学もあります。

帰国子女入試の詳しい内容や受験の方法に関しては、こちらの記事をご確認下さい。

入試の方法は大学ごとで異なるので、早めに確認しておく事が大切です!


帰国子女入試は情報の入手先が非常に限定的ですので、当サイトの他の記事もぜひとも参考にして下さい。またご自身で情報収集を行う場合は、以下の方法で行う事をおすすめします:

  • 帰国後に日本の予備校に通う
  • 留学先にある日系の塾に通う
  • インターネットで調べる


筆者個人のオススメは、帰国子女入試に対応した予備校に通う事です。日本国内の予備校でも、帰国子女入試に対応したコースを提供しています。河合駿台などの大手の他に、小規模塾でも帰国子女入試の取り扱いがあります。

インターネットでの情報収集に関しては、トモノカイというサイトが帰国子女に向けた情報を多く取り扱っています。

ただしインターネット上の情報には、日付が古いものや内容が不確かなものも多くあるので、予備校や塾でより正確な内容を確認する方がベターだと思います!


それではここから、帰国子女が日本の大学に進学する3つのメリットをお伝えします。

学習面でのメリット

帰国子女が日本の大学に進学する理由

まず一つ目に、母国語で勉強ができるという点です。

学部などにもよりますが、大学教育は専門的な知識を学ぶ場所です。大学で留学すると、難解な内容を英語で読み書きする必要があるので、好成績をキープする事も難しくなります。

難しい言葉も多いですから、母国語の日本語の方が内容を理解し易いですよね。

母国語で勉強できる事の利点については、中学後半から高校にかけて留学した生徒(留学歴2〜3年)からよく聞きました。

帰国子女とはいえ、彼らは早い時期から留学した生徒に比べると、飛び抜けた英語力は持っていません。だからこそ、日本語でしっかり勉強して、今後に繋がる強みを作りたい、そう思う学生も居るようです。

高校生から留学する場合、中学生までの知識に上積みする事になります。そして、英語の勉強と同じくらい、高校の勉強でも成績を残す必要もあります。

よって高校留学だけでは世間が思っているほど、英語が堪能になる事はありません。

高校授業と英語学習の両立

上で少し触れたので、高校生で留学するデメリットについて簡単にお話しします。実際に、場合によっては高校生からの留学は難しいものです。

理由としては、以下の条件が重なるからです:

  • 高校課程では、大学進学に向けて好成績が必要
  • それら全てを英語で勉強する必要がある 
  • 加えて、根本の英語力を伸ばすための努力も必須


高校から留学する場合は英語の勉強と学科の勉強の両立、これを3年間という期間で計画的に行う必要があります。国内・国外両方への進学が可能だったりと幅広い選択肢を得る一方、そのメリットを活かす為にも猛勉強が必須です。

高校留学については下の記事で詳しく纏めているので、気になる方は是非どうぞ!

就活のメリット

スーツと就活

帰国子女が日本の大学に進学する二つ目のメリットは、就活における優位性です。

日系企業への就活を考える際に日本国内の学生は当然ながら、アクセスが良くリサーチも行いやすいです。

昨今では場所に縛られない、オンライン就活が注目を集めています。それでも、国内の大学生は先輩達が積み上げてきた就活ノウハウや知見にアクセスしやすい環境にある事には変わりません。

海外生は縦の関係も希薄なので、限られた人脈から繋げる必要があり、情報面での個人差がより出易いと考えます。

まぶ編集長
まぶ編集長

留学生の就活は情報へのアクセス方法がかなり限られます。事実、海外留学生の多くは就活の際の情報収集で苦労しています。


日本国内の学生であれば、面接や企業研究などの就活イベントにも、気軽に参加できます。また多くの日本の大学では、手厚い就活支援を行なっています。

例えば、就活の為のセミナーがあったり、マイナビなどの就活サイトの使い方を始業式のガイダンスで解説してもらえます。

加えて、就活期前半ではOB訪問なども出来るので、日本での就活を有利に行えます。

入試とは違い、就活は未知の領域への冒険です。知らなかった業界、聞いたことのない仕事などもたくさんあります。

自分の人生の大切な一歩を丁寧に歩むためにも、たくさんの事を知った上で、判断ができた方が良いと思います。その為にも、就活は情報収集が大切です!

海外学生の就活

対して海外生は、キャリアフォーラムと呼ばれる短期イベントで就活するケースが多いです。時期や方法はまったく違います。

キャリアフォーラムとは、留学生を対象として国内外で開催されるイベントで、国内・外資企業が選考を行います。イベント期間中に内定獲得が可能だったりと、スピード感が特徴です。OB訪問含めた事前の情報収集など、スケジュール調整が成功の鍵です。

海外生の就活のポイントは段取りや準備をしっかり行う事です。

例えば、企業訪問や1部の企業の面接の為には国内に居る限られた時間を有効活用する事が必須です。OB訪問やセミナーに参加したい学生も、休暇中の時間を上手に活用しましょう!


ちなみに上記のキャリアフォーラムに関しては、帰国子女の中には日本の大学に通っていても、参加資格のある方もいます。このイベントは短期間で内定が貰える、貴重なイベントです!詳しくはこちらからどうぞ。

留学生の就活に関してはこちら

自国への理解

三つ目は、日本に対する理解です。

勉学とは関係ありませんが、留学後だから改めて考える事が出来る事もたくさんあり、自国の文化もより深く考えられます。実際に今回話を聞いた数人の生徒は、マナー面などや社会的慣習などたくさんの事を大学在学中に学んだそうです。

まぶ編集長
まぶ編集長

中学生まで日本にいても、大人の社会のことはあまり勉強しません。
自分の国の話ですし、理解しようと努力することはとても大切な事だと思います。


留学中に自国の事に関して質問されても、答えられない。自分の国なのに知らない。。。
そんな経験をする留学生も多いです。

自国への理解を深めたい!」、この想いも日本の大学への進学を決意する理由の一つのようです。


いかがでしたか?

どの国の大学に進学しても、そこでしか得られない様々な経験があると思います。今回の取材では、

海外の高校で過ごした3年間があったからこそ、
日本の大学への進学を自分の意思で決められた!

と語っていたのが印象的でした。

留学のタイミングは人それぞれですが、そこで何を学び、将来にどのように還元するのかを考えることは、全ての留学生にとって大切です!

決して海外がよい・日本がよい、という訳ではなく、「自分の将来へどのように繋げていくのか」が大切だと思います。

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