9月入学のメリットと、帰国子女にオススメする理由

9月入学の大学ってどんなの?帰国子女入試
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9月入学は、国内大学で英語で授業が受けられます!

  • 9月入学とは、秋入学とは?
  • 日本の大学で、英語で授業ってどういう事?

こんな悩みを解決します。

最近流行りの秋入学ですが、英語のレベルや授業の雰囲気はあまり知られていません。完全に海外の大学と同じではないので、リサーチ不足で入学すると、理想とのギャップに苦しむ事になります。


今回は、9月入学の基本情報から、実際に通っている現役生からのアドバイスまでお届けします。

本記事を読めば、秋入学の実態がはっきりと理解でき、自身の進路選択を行う際に大いに参考にしていただけます。

  • 9月入学の基本情報
  • 9月入学はどんな人にオススメ
  • 秋入学を実施している大学
  • 秋学の雰囲気や講義
    • 大学卒業後のメリット(就活)
    • 日本で理想のキャンパスライフが送れる
    • Discussionは少ない
    • 教授の英語力は。。。
  • 入試へのアドバイス
    • 帰国子女へのアドバイス


当サイト「留学ディクショナリー」は、8年間の海外留学経験を持つライターが記事を執筆しています。
また、この記事を書くにあたり、9月入学の複数の現役生に協力を頂きました。

9月入学大学の基本情報

大学の秋入学って?

9月入学(秋入学)はその名の通り、秋口の9月に大学へと入学する方法のことを指します。

通常の4月入学とは色々と異なる点も多く、例えば出願時期に関しては、10~3月ごろに出願を行う学部が多いです。AO入試が多く採用され、筆記試験より書類審査や面接での入試が一般的です。

以下が秋入学の一般的な特徴です:

  • 10~3月ごろに出願
  • AO入試が多い
  • 筆記試験はほとんど無い
  • 英語での授業
  • 4月入学より少人数

講義は全て・又は一部が英語で行われ、日本の大学に通いながら国際的な授業が受けられます。大学側が国際色を打ち出しているケースが多いです。

まぶ編集長
まぶ編集長

海外の大学への交換留学もすごく盛んに行われています!


交換留学では、大学への学費の支払いが留学元の大学(日本で通っている大学)のみで良い場合が多く、その場合は費用の高い正規留学と比べて、かなりの節約になります。

通常の帰国子女入試に関しては、こちらの記事をご覧ください。
秋入学と比べると、参考になる点もたくさんあります!


秋入学を実施している大学は、早慶や上智・ICUに代表される、関東圏の有名私大が多く取り上げられますが、一部国立や他の私大でも続々と秋入学が導入されています!

日本の大学からの交換留学を考えている方は、ぜひ一度こちらの記事をお読みください!

正規の留学と交換留学、それぞれのメリットを紹介しています。

現在海外留学中の帰国子女の生徒に関しては、Predicted scoreという仮スコアでの出願を受け付けている学部もあり、早ければ卒業3ヶ月以上前に合格が決まります!

まぶ編集長
まぶ編集長

G12生の秋口に出願すれば、春前には合格が決まりますよ!


9月入学は帰国子女が多いのが特徴でもあるので、Predicted scoreの使用やその他の9月入学への必須事項についてよく調べると良いと思います!

Predicted Scoreに関する説明はこちら

9月入学はどんな人にオススメ?

9月入学がオススメな人


秋入学の学部の最大の特徴は、[日本の環境+英語の授業]という、一般の大学の授業とは異なる特殊な環境です。

9月入学(秋入学)の大学では、国際性を打ち出し、英語で講義を行います。全ての授業を英語で行うクラスもあれば、一部の科目が英語の大学もあります。

まぶ編集長
まぶ編集長

日頃から英語を使うという点で、帰国子女の生徒や、海外へ強い興味のある生徒には特におススメですね!

交換留学での提携先も多く、実際に留学する機会も多くあるでしょう。

  • 実家の都合や本人の希望で日本の大学に通いたい
  • けれども1年くらいは留学をしたい
  • 大学中に英語のスキルを上げたい。

こんな希望のある方は9月入学がおすすめです。

海外の一般的な受験スケジュールと同じ日程で動けることや、海外の大学と併願しやすい点を踏まえても、帰国子女(留学生)には特に相性の良い入試制度です!

秋入学を実施している大学

秋入学を実施している大学

秋入学を実施している大学は年々増えてきています!

ここでは、今回のインタビューに協力してくれた学生が通っている・当時受験した大学を紹介します!


今回ご紹介した大学は、直近の入試(2019年度)に秋入学の制度を実施している事が確認されていますが、今後制度の変更や廃止などがある事も考えられます。実際の受験前は、ご自身でしっかり確認しましょう!

他にも様々な大学が、秋入学を導入しています!気になる大学に関しては、「OO大学 秋入学」でGoogle検索をかけてみましょう!


また秋入学の中には、成績・資料の提出のみで合格が決まる大学もあります。Educal(トモノカイ)様が分かりやすく纏めてくれていたので、興味のある方はご覧ください。

Edubalのサイトはこちら

秋入学の雰囲気や講義

海外の大学の学生

一部や全部などは大学によって様々ですが、英語で行う講義では授業内容や課題の提出まで全て英語で行います!

実際に高校で留学していた帰国子女生も「留学中とほとんど変わらない!」と言っていました。


大学・学部による違いもありますが、授業で使う資料のほとんどが無料で配られるので、高い教科書の購入は少ないそうです!

海外の大学では一冊$70近い教科書の購入が必須の場合もあります。日本らしいサービスも魅力の一つです。

実際に、大学卒業後の進路や就活について考えると、日本の大学に通っているメリットはたくさんあります。

このここからは、実際に9月入学を行なった先輩が語った、9月入学のメリットや授業の様子などをお話しします。

大学卒業後のメリット(就活のメリット)

9月入学のクラスは、英語で講義を受ける反面、日本の大学らしい一面もたくさんあります。

例えば、慶応や早稲田の私大では縦の繋がりが強く就活でのOB訪問では大いに力になります!

まぶ編集長
まぶ編集長

海外の正規留学生はOBの数が少ないので、就活の際の縦の繋がりは非常に弱いです。
留学生の就活が情報不足になり易い原因の1つと思われます。


大学の後半は進路に頭を悩ます学生も多いです。海外へ留学した学生と、日本国内の学生では就活の方法も大きく異なります

海外の就活は、留学生用の就活イベントを使うことが多いです。上手くいけば、数ヶ月の準備と2〜3日のイベントで内定が貰える、超オススメな方法です。

詳しい内容は、こちらの記事で説明しています。


前述の通り、秋入学の学部は1年ほどの海外の大学への交換留学が必須の大学もあります。それ以外でも、秋入学の学部は交換留学の制度がかなり使いやすいです。

留学生用の就活イベントは、交換留学の生徒も対象となるので、秋入学をすれば:

  • 国内の一般選考
  • 帰国子女用の就活イベント


の両方への参加も可能になります!

日本で理想のキャンパスライフが送れる

今回インタビューした学生は、キャンパスライフも魅力の一つと言っていました。

高校の時から日本のキャンパスライフに憧れがあったようで、「バイト+サークル」と講義を掛け持ちした生活に充実感を感じるそうです!

海外大生の全員に当てはまる訳ではありませんが、日本の学生より勉強量が多いケースが大半です。
また自分が想像していた『大学生の生活』と海外での生活が違ったり、SNSで流れてくる日本の大学生の生活を羨ましがる学生も少なくないです。

ただ個人的には、国ごとに生活が違うのは当たり前ですので、海外の学生生活にも日本に負けない楽しさがあると思います!


他にも高校で留学していた帰国子女からは、

  • 日本は住み慣れた安全な土地だからいい!
  • 安くて美味しいご飯が充実している点が魅力。


などの声も聞きました。

9月入学のデメリット

大学9月入学のデメリット

ここまで見ると9月入学はメリットたっぷりの素晴らしい制度に見えます。

しかし実際に通っている学生によると、「英語で授業をする海外の大学そのまま」という訳にはいかないようで、様々な問題点が指摘されています。

Discussionは少ない!

海外の授業ではディスカッション形式がたびたび用いられます。「生徒参加型の授業」というイメージでしょうか。


秋入学の学部は英語で授業を行うので、日本にある海外の大学というイメージの方も多いようですが、
ディスカッション型の授業は少ないようです。

今回のインタビューでも、「生徒は聞くだけ」という講義スタイルへの指摘もあり、

集中して授業を聞かないと知識が定着しないよ!

というコメントがありました。

実際に海外留学を行う最大のメリットが、文化や考え方を吸収できる点だと思います。授業面で見ても、ディスカッションの多い海外は意見をはっきりと主張します。

英語ができれば、将来海外の方と一緒に働くチャンスもあります。しかし仮に英語が流暢に話せても、自分から主張ができなければ関係の構築は難しくなります。


海外全てがディスカッションが盛んな訳ではありませんし、国や地域によって文化は変わります。同じ国でも様々な人がいるので、必ずしも主張が強い事が正しい訳ではありません。

それでも、実体験でしか得られない様々な学びがある事も事実です。英語を使っても、環境的に日本の一般的な授業に近いのは少しもったいない気がします。

教授の英語力は。。。

教授の英語力に関する指摘も多くもらいました。学部にもよりますが、教授陣が全員ネイティブの先生という大学は少ないです。

日本人の教授の方(ご高齢の方も多い)が授業を担当される事も多く、英語が分かり辛いという声もあがりました。

大学ごとに様々な違いがありますが、日本の一般的な授業形態を英語で行う、という場合も多少あるようです。


中には本格的な英語で授業を行なっている大学もあります!しかし9月入学だから英語は完璧、という訳ではないようです。

英語で学習する環境はとても魅力的です、しかし英語の学習はメイン目的ではない印象を受けます。
「英語をマスターする事が目的!」という学生は海外の大学への進学がベターかもしれません。

秋入学の入試アドバイス

9月入学の入試対策

9月入学の多くの大学では、筆記試験がありません。「書類審査のみ」又は「書類審査+面接」という入試内容になります。

その為、提出する書類の出来はとても大切です!

  • 高校での成績
  • TOEFLなどの点数
  • 志望理由

などで良い評価を得ることが合格への一歩となります!

TOEFLやSATなどのテストを受ける場合は、余裕を持って勉強を始めましょう。一朝一夕で点数が伸びるものではないので、用意と対策を充分に行なった上でチャレンジして下さい!

帰国子女に向けたアドバイス

帰国子女の方は、まず最初に情報収集が必須です。

帰国子女を対象とした予備校の多くが、

  • 志望理由の書き方のコツ
  • 大学・学部ごとの傾向
  • TOEFLなどのボーダーライン

などの、9月入試や他の帰国子女入試に必要な最新の情報を持っています!

まぶ編集長
まぶ編集長

実際に、帰国子女生の多くは、留学先で日系の塾に通うか、帰国後に予備校に通う生徒が多いですよ!

ネットにある情報は古すぎたり、そもそも間違っているものも多いので予備校で情報収集を行うことをおススメします!


また自分の高校のacademic adviserにお願いすると志望理由の添削を行なって貰えます。英語で提出する書類を帰国前にネィティブの方に確認して貰える貴重な機会ですので、是非ともお願いしましょう!


今回は9月入学の大学についてお話ししました。

日本国内の環境で英語の講義が受けられる、特徴的かつ魅力的な環境であると思います!通っている生徒も国際的な人が多く、お互いを刺激しあえる環境になっています。

国際的な社会へと変化している現代で、今後更なる注目を浴びるかもしれませんね!

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